[アップデート] Amazon SES のセットアップタスク管理画面の構成が変わり、セットアップウィザードに VDM オプションが含まれるようになりました
いわさです。
半年近く前に Amazon SES でオンボーディングをサポートするためのセットアップガイドやウィザード機能が導入されています。
今朝のアップデートでこの機能が少し強化されました。
推奨事項が確認しやすくなったのと、Virtual Deliverability Manager (VDM) が初期セットアップウィザードに組み込まれるようになっています。
パッと見わかりにくいのですが、今回のアップデートの変更点を調べてみたので紹介したいと思います。
セットアップページで残タスクが確認しやすくなった
「設定を始める」メニューにてセットアップ機能を確認することが出来たのですが、この画面の表示内容が少し変わっています。
アップデート前必須項目が並んでおり、下段に追加オプションが表示されているような感じだったのですが、今回のアップデートによって未解決のタスク(セットアップ項目)と、完了したタスクが確認しやすくなりました。
次のように未解決のタスクと完了したタスクのエリアが追加されており、折りたたんで残タスクを確認できるようになっています。
以前まではそれぞれのタスクのステータスを確認する必要があったのですが、次のように残タスクが何なのかトップビューですぐ確認できるので追加で何の対応が必要なのかがわかりやすくなりましたね。
これがひとつめの変更点です。
初期セットアップウィザードに VDM 有効化オプションが推奨されるように
ふたつめの変更点ですが、セットアップウィザード内で VDM 有効化オプションが表示されるようになりました。
Amazon SES のセットアップがまだされていない場合、「設定を始める」機能にアクセスするとセットアップウィザードが表示されていました。
このウィザード内では必要最低限の設定を行う形だったのですが、オプションの Virtual Deliverability Manager (VDM) もこの画面で有効化できるステップが追加されました。
VDM は有償のオプションとなっていますのでその点だけご認識ください。有償ではあるのですが非常に強力な機能なので予算上問題なければ是非有効化しておきたいところ。
上記のようにデフォルトは無効化されている状態で、トグルボタンをオンにすることで有効化されます。
なお今回のウィザード構成が変わったことで、MAIL FROM ドメインの構成は「送信ドメインを追加」のステップに含まれるようになりました。
古いブログ記事などとはセットアップ画面が異なっていると思いますのでご注意ください。
さいごに
本日は Amazon SES のセットアップタスク管理画面の構成が変わり、セットアップウィザードに VDM オプションが含まれるようになったので以前との変更点を調べてみました。
トップの構成が変わり、ウィザードに VDM オプションの有効化ステップが含まれるようになりました。
VDM をより利用してもらいたいという意図みたいなものを感じますが、良い機能なので是非使ってみてください。